STRUCTURE 構造

確かなマンション選びの基準「住宅性能表示制度」

設計住宅性能評価書、建設住宅性能評価書を取得

構造|ザ・パークハウス尼崎潮江
「住宅性能表示制度」とは、住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づき、外見だけでは判断できない住宅の性能について、項目別に等級や数値等を用いて表示される制度です。<構造の安定に関すること><火災時の安全に関すること>など10分野の評価項目があります。『ザ・パークハウス尼崎潮江』では、「設計住宅性能評価書」、「建設住宅性能評価書」が取得されています。

住宅性能表示制度<構造の安定に関すること>

基礎の構造方法及び形式等

構造|ザ・パークハウス尼崎潮江
基礎方式は、地中深くに支持層がある場合に強固な杭を構築して建物を支える「杭基礎」です。現地でコンクリートを流し込んで杭を造成する場所打ちコンクリート杭のアースドリル拡底工法が採用されています。使用されている杭は23本、軸部100~180cm、先端部130~270cm、杭長27.1~28.6mです。

杭の許容支持力

構造|ザ・パークハウス尼崎潮江
杭の許容支持力とは、1本の杭が支えることができる建物の重さのことです。1本の杭で3,300~13,250kN(約336~1,352t/本)まで支えることができ、23本の杭で支持されています。

地盤調査

構造|ザ・パークハウス尼崎潮江
標準貫入試験で調査した地盤(支持層)の地盤面(GL)からの深さは、GL約‐31.0mです。

安全な基礎設計

綿密な地盤調査

構造|ザ・パークハウス尼崎潮江
計画する建物に対して適切な基礎方式を決定するため、土質の試験や、標準貫入試験等の地盤調査が行われています。基礎は建物の自重(垂直方向の力)や地震、風等の外力(水平方向の力)を安全に、そして確実に地盤に伝える必要があります。地盤調査の結果から建物に適切な基礎方式が選定されます。

すべての杭孔を超音波で検査

構造|ザ・パークハウス尼崎潮江
杭の性能は施工を確実に行うため、最初に施工する杭で地盤調査時の土質と実際の土質が同じかどうかが確認されています。そして、施工したすべての杭孔について超音波等により検査が行われています。支持層まで達しているか、垂直に掘られているか、設計図通りに杭の直径が確保されているか等、土中の見えない部分の杭を一本一本確認した上でコンクリートが流し込まれています。

建物の強度を高める取り組み

開口部補強筋

構造|ザ・パークハウス尼崎潮江
開口部の四隅の部分は、乾燥によってコンクリートが収縮する時に発生する力や、地震の際にかかる力が集まりやすく、他の場所に比べると構造上ひび割れが発生しやすくなっています。四隅に補強筋やメッシュ補強を追加することで、ひび割れに対する補強効果がはかられています。

ダブル配筋

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耐力壁は、鉄筋を格子状に2重に組むダブル配筋とされています。シングル配筋に比べて高い強度と耐久性が実現されています。床のスラブはダブル配筋とし、床や壁のコンクリートの中に二重に鉄筋を配することで、強度が確保されています。

耐震スリット

構造|ザ・パークハウス尼崎潮江
主にバルコニーや共用廊下側の壁(非耐力壁)と柱の間等にすき間を設け、緩衝材(耐震スリット)を入れることにより、地震時に柱や梁に余分な力をかけることなく、主要構造体が大きな被害を受けることが防がれています。

粘り強さをアップする配筋方法

構造|ザ・パークハウス尼崎潮江
建物の柱(柱梁の接合部分及び間柱を除く)の部分に巻く鉄筋(フープ筋)は、スパイラル型、もしくは、溶接閉鎖型にすることで建物の柱に粘りを持たせ、地震で生じる押し潰そうとする大きな力に対し、粘り強さが高められています。
※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
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